柴田匠の「見る前に跳べ」

男の子二人と犬と家族四人と一匹でのんびり過ごしてます。音楽やったり、色々やったりしてます。

5歳児に人生初のドラクエをやらせてみた

結論から言うととても良かったです

子供と一緒に泣きました。笑いました

やったのはドラクエ4ですが

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それがまた偶然にも良かったのだとおもいます

 

5歳にゲームなんてって思ったのですがうちの子供は発達が少しゆっくりで療育センターで主に細かい動作の作業療法をうけているようなかんじでした

 

ふとある日、同い年の友達の子供がめちゃくちゃゲームがうまくて、息子も一緒にゲームをさせてみたらみるみる上達していきました。そして、その後苦手だったハサミが使えるようになったりお絵かきが上手になったりしました。好きこそものの上手なれですねf:id:SHIBATATAKUMI:20181228123132j:image

はじめてのゲームはどんな系のがよいかはまたいつか次の回で(カービィ最強)

 

そんな流れではじめたドラクエのよいところは

RPGなので「マイペースにやれる」

そして

「あまり怖くない」

ところであります。FFは怖いと言ってやりませんでした。FF3は全部平仮名だしかなりオススメですが息子はモンスターにビビってました

 

ドラクエはモンスターはスライム、ドラキー、ブラウニー、ももんじゃなどかわいいモンスター沢山出てきます。事前にドラクエのモンスターズ図鑑も読んでいたので馴染みも早かったです

 

ここでひとつ感動。鳥山明先生って本当にすごいです。大人も子供も親しめる、そしてかっこいいモンスターをデザインするその才能本当に素晴らしい。とくにスライム


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そして我が家のPS3でできるのは初代PSのドラクエ4と7。7は圧倒的に暗いので却下しました(笑)そしてはじめてみたドラクエ4

 

ドラクエ4にして大正解でした

ショートストーリーで短く終わる1章1章なので飽き性な子供が飽きません

 

そしてどんどん仲間に感情移入できます

 

最後に勇者(息子の名前)の章にたどり着いた時の感動とそこからの悲しいストーリー展開

 

本当にドラクエ4素晴らしいんです

はじめての子供にやるドラクエは是非ドラクエ4をオススメです

 

 

我が家は家族みんなで大画面でやってますが。勇者の章が始まっていきなり勇者をかばった街のみんながデスピサロに殺されてしまうのです。その時もちろん息子は号泣。そして家族みんなで泣きながら「絶対強くなってデスピサロやっつけようね」と固く誓いました。今思えば笑えますがその時は本当に悲しくて辛くて泣けたのです

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↑にっくきデスピサロ(でも本当は悪い人間のせいでこうなった)

 

楽しかった前の章と違って勇者の章のはじまりは本当に悲壮です。村は襲われ全焼。幼なじみのシンシアちゃんは幼い勇者をかばって死んでしまいます。そしてそこから仲間が見つかるまで弱い勇者はひとりで冒険しなきゃいけないんです。楽しかったライアン、アリーナ、トルネコのような雰囲気は全くありません。小さな勇者はレベルも低く1人だし変なとこ行くと全滅するし故郷の村は燃えていて回復もできない

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↑この優しいシンシアちゃんが勇者の身代わりになってしまいます

 

もう息子ボロ泣きです。超不安です。つられて夫婦も不安です。そんななか近くにいた木こりのおじさんの優しさにホッとされられました。

そしてはじめてマーニャとミネアが仲間になった時の安心感はマジ無限大です。「良かったねえ」とまた涙してしまいました

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↑一番の名シーンかもしれない

 

そこからレベルの低いまるで子供のような勇者を守るように仲間がどんどん増えていきました。そのたびに息子は大喜び。特に好きだったライアンはマーニャとミネアの宿敵キングレオ倒して仲間になるのでとても嬉しそうでした。でも今はトルネコが好きです
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ドラクエ4の発売は1990年、当時自分は14才ちょっと。完璧にRPG慣れしていた自分がボーッとやってた時のドラクエ4と全然印象が違いました。子供のピュアさに気付かさせること沢山ありました

 

ちなみに5歳の息子のドラクエはまず街が大好き。ご飯が食卓にあるテーブルを「おいしそー」ずっとウロウロしたり、ダンロの火のところに行って「あったかーい」って言ったり。かかしに何回も話しかけたり。戦闘2回で宿1回のビビりっぷりだし。ホイミンに怖がって話しかけないし。絶対パーティートルネコ使ってるし。ルーラ覚えてもキメラの翼買いたがるし。リレミトに感動するし。前の章で別れた仲間、オーリンやホイミンに会うとめちゃくちゃ喜ぶし。と彼なりにマイペースにドラクエの世界を満喫しております
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↑宿屋大好きな息子は戦闘二回に一回宿泊どころか謎に連泊することもあります

 

そんな息子の喜びっぷりをみてるとつくづくドラクエの偉大さを知り、思わず堀井さんのブログを読んだら

 

当時のドラクエ4のコマンドには「めいれいさせろ」を入れなかったんですって。それは人は自分の思い通り動かないんだぞって想いがこめられてるらしいです。深い。。

 

そしてブログには「勇者ってのは諦めない人です」とも書いてありました

 

堀井さんすごい。そしてこの時代に生まれて息子とドラクエできたことに感謝です。

ありがとうドラゴンクエスト

そしてこれからも新作よろしくお願いします

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さあ、息子はそろそろデスピサロとの最終決戦です。やっぱり怖くて泣くのでしょうか?楽しみです。ラストは多分家族で泣いてしまうような気がします

 

ちなみに息子は次はドラクエモンスターズをやりたいらしいです

 

お父さんはドラクエ5やりたいです(絶対泣く)
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以上、5歳児にドラクエをやらせてみた感想でした

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あでゅー!